2018年10月16日火曜日

詩集の感想

◎ 佐川友則さんから
(略)

今まで部屋から外を見ていても、何の意味も
ありませんでした でも「窓は光でできている
洗濯したての白い雲」と思った瞬間、意味が
全く違ってきました 窓はアルミとガラスで
出来ていると思っていたのですが光でできて
いたのですね 単なる物の世界から、心の
世界へ変わりました
いろいろと想像が膨らみます
自分が今まで気が付かなかった視点を見せて
くれるので とても新鮮です 出会っていなか
ったら絶対に詩集は読まなかったと思います
 「地球へ」「飛ぶ」などが特に印象に残りました

◎河邉由紀恵さんから
(略)
詩集にまとまったら、真理さんの世界観が強く
現われていますね 透明でまっすぐ、純粋で
求道的・ とても眩しいです
「植物図鑑」の「自分が植物だった頃の記憶」
という一文に惹かれました また、最初の「ほのお」
バシュラールの「蝋燭の焔」あの頃を思い出しました

◎川井豊子さんから
 (略)

最初の詩集「るっぴんるっぴん」から何年たつの
でしょうか こつこつと詩に向かい合ってこられた
時間を感じます 最初と死後の「ほのお」と「窓」が
特に良いです それにしても言葉が瑞々しいですね

◎瀬崎さんから
御作品には、自然との交歓が無尽に描かれていました
卑小な人間世界を包み込んでいる森や山 空を感じる
感覚が良かったです そしてクジラやゾウなどの生物
草花などとの交流が世界を豊かにしてくれるのでしょう

◎岡野智恵子さんから
詩の中の一文「自分で迎えにいく朝日」ここのところ
グッときました 豊かな言葉選びに引き込まれました
何度も読みたくなります





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