「こもれ陽」
かさなりあった木々の枝の
葉っぱのすき間には
ギザギザになった小さな空が
いくつも浮かんでいる
風が吹くたびに形が変わり
鳥が羽ばたくごとに
小刻みに揺れるけれど
静止した瞬間に
まわりの空気が凝縮して
青く透明なレンズになる
アクアマリンの原石のような
こもれ空の光のレンズ
じっとみつめていると
向こう側の世界が見えてくる
心とつながっている
レムリアの大地にも
穏やかな陽が差して
川に沿って続く道が
どこまでも伸びていく
上空の木の葉が
リチウムクオ―ツ゚に変わる頃
心のどこかにもこんな木が
すっと立っている気がする
こもれ陽と一緒にこもれ空が
地上に降りてくるとき
大きな空のピアノが音をたて始め
ひたむきにピアノを弾いている
あなたの指が見えてくる
音楽は私の内部に入り込み
私のすべてを揺さぶってくれる
今、ピアノの音の一滴が
私の海に落ちたようだ
海がふるえて波が生まれ
私は光の波で満ちてくる
もう溢れてしまいそうになる
空のどこかで
ピアノを弾いている
あなたはいったい誰ですか
2018年2月10日土曜日
(新しい本)空を泳ぐ
「空を泳ぐ」
夏空は海の匂い
まぅ青に広がる海原を
雲がどんどん動いていく
目で追いかけていると
急に心が誘われて
私は空を泳ぎ始める
空を思いきり吸い込んで
少しずつ吐き出しながら
両手をゆっくり伸ばし
風力を確かめながら
宙を泳ぐ
白い雲の波に乗って
かろやかに前へ
体にからみつく夏空は
とろりと濃く
太陽の粒を浮かべている
眼下を覆っている
陽光と山々の色を溶かし
いくつもの影と
人や鳥の声を飲みこんで
いっそう澄み切っていく
真夏の空
空気をめくりながら
進んでいくと
空はきれいな円を描く
光で作られた魚の群れを
追い越してスピードを上げる
雲の波をくぐるたびに
新しい風景が生まれる
夏空は揺れている
いつも不定形に
動き続けるから
迷い込むのにちょうど良い
夏空は海の匂い
まぅ青に広がる海原を
雲がどんどん動いていく
目で追いかけていると
急に心が誘われて
私は空を泳ぎ始める
空を思いきり吸い込んで
少しずつ吐き出しながら
両手をゆっくり伸ばし
風力を確かめながら
宙を泳ぐ
白い雲の波に乗って
かろやかに前へ
体にからみつく夏空は
とろりと濃く
太陽の粒を浮かべている
眼下を覆っている
陽光と山々の色を溶かし
いくつもの影と
人や鳥の声を飲みこんで
いっそう澄み切っていく
真夏の空
空気をめくりながら
進んでいくと
空はきれいな円を描く
光で作られた魚の群れを
追い越してスピードを上げる
雲の波をくぐるたびに
新しい風景が生まれる
夏空は揺れている
いつも不定形に
動き続けるから
迷い込むのにちょうど良い
2018年1月19日金曜日
(新しい本)あの人
「あの人」
私の風景の中に
ときおり、あの人が
現われることがある
いつ頃からだろう
ほんの少し近づいてくる
かすかな気配を感じるだけで
私の心は波立って
晴れやかな気分になってくる
いつも見慣れているれ景色
受け取っている感覚の中に
あの人が紛れ込むだけで
世界がいきなり活気づき
動き出す
無数の風景が
鮮やかに色づいて
黙ったままの大地から
音楽が立ちのぼり
私の風景の枠を超えて
溢れ出していく
あの人は誰だろう
ずっと前から知っている人なのか
まだ会ったことのない人なのかなのか
わからないけれど
なぜかとてもなつかしい
凍てついた空に
突き刺さった冬の木々の
内部にぽっと灯がともる頃
雲間からもれてくる
光が人の形になって
出現したのだろうか
あんなに澄み切った青空にになる
私の風景とあの人の風景の
境界線がゆるやかになり
重なり合う日が来るのかもしれない
あの人の名前は希望
私の風景の中に
ときおり、あの人が
現われることがある
いつ頃からだろう
ほんの少し近づいてくる
かすかな気配を感じるだけで
私の心は波立って
晴れやかな気分になってくる
いつも見慣れているれ景色
受け取っている感覚の中に
あの人が紛れ込むだけで
世界がいきなり活気づき
動き出す
無数の風景が
鮮やかに色づいて
黙ったままの大地から
音楽が立ちのぼり
私の風景の枠を超えて
溢れ出していく
あの人は誰だろう
ずっと前から知っている人なのか
まだ会ったことのない人なのかなのか
わからないけれど
なぜかとてもなつかしい
凍てついた空に
突き刺さった冬の木々の
内部にぽっと灯がともる頃
雲間からもれてくる
光が人の形になって
出現したのだろうか
あんなに澄み切った青空にになる
私の風景とあの人の風景の
境界線がゆるやかになり
重なり合う日が来るのかもしれない
あの人の名前は希望
2017年12月19日火曜日
「泰子さんの声の魔法」
長谷川泰子さんの新しいCD[気がつくと」を聞いていると, 泰子さんの清らかで柔らかい声に包まれているような気分になります 不思議なパワーのある歌です CD全体がひとつのストーリーのような構成になっているので、聞き終わったら、真新しい、世界へ入っていけるような気がします
「恋するボールペン」紙の上を滑っていくボールペンの様子をスケーターと重ねて表現している楽しい作品です 声の向こうに広がりのある明るい風景が見えてきます 踊るような曲調と, のびやかな歌声で本当に氷の上を疾走しているような気分になります 聞いているうちに心が弾んでくる歌です
「音魂」この曲は、一つ前の「混沌」という曲とつながっているような気がします 「混沌」はヴォカリーズの曲ですが、地球が誕生する前の広大な宇宙空間を感じます
かすかに揺らぎながら、漂っています
「音魂」の歌が始まると、地球が生まれた時の様子をイメージしてしまいます 何もない状態から小さな光が生まれ、その光がどんどん広がって,,.....あふれていく感じが、楽器と歌声で見事に表現されていると思います 美しい声で歌う人は、やはり、女神のような存在だと思ってしまいます 原初の女神が浮遊しながら大地や空を作っているようです スケールが大きいですね 泰子さんの声の魔法にかけられてしまいます
長谷川泰子さんの新しいCD[気がつくと」を聞いていると, 泰子さんの清らかで柔らかい声に包まれているような気分になります 不思議なパワーのある歌です CD全体がひとつのストーリーのような構成になっているので、聞き終わったら、真新しい、世界へ入っていけるような気がします
「恋するボールペン」紙の上を滑っていくボールペンの様子をスケーターと重ねて表現している楽しい作品です 声の向こうに広がりのある明るい風景が見えてきます 踊るような曲調と, のびやかな歌声で本当に氷の上を疾走しているような気分になります 聞いているうちに心が弾んでくる歌です
「音魂」この曲は、一つ前の「混沌」という曲とつながっているような気がします 「混沌」はヴォカリーズの曲ですが、地球が誕生する前の広大な宇宙空間を感じます
かすかに揺らぎながら、漂っています
「音魂」の歌が始まると、地球が生まれた時の様子をイメージしてしまいます 何もない状態から小さな光が生まれ、その光がどんどん広がって,,.....あふれていく感じが、楽器と歌声で見事に表現されていると思います 美しい声で歌う人は、やはり、女神のような存在だと思ってしまいます 原初の女神が浮遊しながら大地や空を作っているようです スケールが大きいですね 泰子さんの声の魔法にかけられてしまいます
2017年10月15日日曜日
2017年9月9日土曜日
●新しい本 )流星
「流星」
天の河が山の峰に
なだれ落ちてくる
その川面をかすめながら
流星ひとつ走り抜けた
無数の願いごとを
一身に受けて
星の光は一筋の矢になり
地上に届く前に
私の胸に突き刺さる
黒くうずくまる山々は
原始から同じ場所に立ち
宇宙の影のように
いっそう闇色が深くなる
流星が切り裂いた天空は
少しめくれかけて
向こうの銀河系も
透けて見えてくる
夜空の明るさは果てしなく
どこまでも広い
空に心を投げ出していると
心の量もふくらんで
無限大に伸びていく
この世界の配置は
すでに決まっていたのだろうか
どこかがユラッと揺れたら
たくさんの奇跡が起きる
流星ひとつ抱えたまま
私はまだ、星々との運命的な
出逢いの瞬間を
待ち続ける
朝になったら
夢の出口から
新しい星の花が咲き
待ち焦がれていた
一通の通信が
届く
天の河が山の峰に
なだれ落ちてくる
その川面をかすめながら
流星ひとつ走り抜けた
無数の願いごとを
一身に受けて
星の光は一筋の矢になり
地上に届く前に
私の胸に突き刺さる
黒くうずくまる山々は
原始から同じ場所に立ち
宇宙の影のように
いっそう闇色が深くなる
流星が切り裂いた天空は
少しめくれかけて
向こうの銀河系も
透けて見えてくる
夜空の明るさは果てしなく
どこまでも広い
空に心を投げ出していると
心の量もふくらんで
無限大に伸びていく
この世界の配置は
すでに決まっていたのだろうか
どこかがユラッと揺れたら
たくさんの奇跡が起きる
流星ひとつ抱えたまま
私はまだ、星々との運命的な
出逢いの瞬間を
待ち続ける
朝になったら
夢の出口から
新しい星の花が咲き
待ち焦がれていた
一通の通信が
届く
2017年9月2日土曜日
(新しい本)流星
天の川が山の峰に
なだれ落ちてくると
その川面をかすめながら
流星ひとつ走り抜けた
無数の願いごとを
一身に受けて
星の光は濃縮されて
地上に届く前に
光の鳥になって
飛び散っていく
黒く沈む山々は
心の影のように
いっそう闇色が深くなる
原始からずっと同じ形のまま
だったのだろうか
流星が切り裂いた空は
少しめくれかけて
向こうの銀河も
透けて見える
天空の明るさは果てしなく
どこまでも広がっていく
空に心を投げ出していると
心の容量がふくらんで
無限大に伸びていく
この世界の配置は
すでに決まっていたのだろうか
どこかがふわりと揺らぎ始め
たくさんの奇跡が起きる
星の光を浴びながら
私は運命的な出会いの瞬間を
待ち続ける
朝になったら
空と同じ色の花が咲き
静かに回り始めるだろう
なだれ落ちてくると
その川面をかすめながら
流星ひとつ走り抜けた
無数の願いごとを
一身に受けて
星の光は濃縮されて
地上に届く前に
光の鳥になって
飛び散っていく
黒く沈む山々は
心の影のように
いっそう闇色が深くなる
原始からずっと同じ形のまま
だったのだろうか
流星が切り裂いた空は
少しめくれかけて
向こうの銀河も
透けて見える
天空の明るさは果てしなく
どこまでも広がっていく
空に心を投げ出していると
心の容量がふくらんで
無限大に伸びていく
この世界の配置は
すでに決まっていたのだろうか
どこかがふわりと揺らぎ始め
たくさんの奇跡が起きる
星の光を浴びながら
私は運命的な出会いの瞬間を
待ち続ける
朝になったら
空と同じ色の花が咲き
静かに回り始めるだろう
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